DX推進ポリシー
経営ビジョン
多様化するお客様のサイバーセキュリティリスクに対応し続けるために、デジタル技術を活用し、新たなリスクマネジメントサービスの創造に挑戦し続ける。
ビジネスモデルの方向性
経営ビジョンを実現するために、機械学習などの先端的なテクノロジーや顧客属性データ、過去のインシデント事例などの各種データを活用して、お客様の業態に沿った最適なサービスを開発する。これにより、お客様のサイバーセキュリティリスクを軽減させ、さらなる支持獲得や利益の最大化を目指す。
DX戦略
戦略1 AI活用によるサイバーセキュリティインシデント事例の収集
戦略2 データ活用によるサイバーセキュリティリスクの定量化
DX戦略の具体的な取り組み
- 戦略1
- AIを用いたデータマイニングにより、サイバーセキュリティインシデントの事例を収集し、分類を行う。これにより、業態に沿ったサイバーセキュリティインシデントの自動的な蓄積が可能となり、日々増加するサイバーセキュリティリスクへのリアルタイム性の高い対応が可能となる。
- 戦略2
- 戦略1にて収集したテキスト情報などをインプットに業態ごとのサイバーセキュリティリスクの定量評価モデルを開発し、サイバーセキュリティリスクの可視化を可能とする。これにより、サイバーセキュリティリスクの軽減のための対策効率化を進める。
DX戦略体制
DX戦略の推進・強化のための体制として、全社的なデータの一元管理、DX戦略における各施策の進捗管理等を担うDX推進委員会を設置した。
デジタル人材育成として、社員の職能に応じたスキルと知識を習得できる育成プログラムを提供している。ITの基礎事項から応用的な内容まで段階的なトレーニングを通じて、従業員がサイバーセキュリティ技術の向上とコンサルタントとしてのスキルを習得できるようにサポートを行っている。
DX戦略に必要な環境整備
サイバーセキュリティインシデント収集データベースの構築、顧客満足度調査の実施
DX戦略指標
- AIを活用したサイバーインシデント事例収集の効率化により、ケーススタディを充実させ、契約数増大及び成約率30%増(前期比)
- データ活用によるサイバーセキュリティリスクの定量評価
- 2025年度 データ基盤構築
- 2026年9月 テキストからのリスクの定量評価モデルの開発
- 2027年4月 お客様先のリスクアセスメントプロジェクトでの現場運用